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フランスで見聞きする言葉、面白い表現、興味を持って調べた言葉や表現の背景などを、自分の勉強のためにメモしています
1週間は8日で、2週間は15日 」を書きながら、何日目、何年目という表現も拾ったのだが、また1つ疑問が浮かんでしまった。

イエス・キリストは3日後に蘇ったと言われるが、これも考えてみれば不可解だからだ。


Résurrection de Jésus, Hans Rottenhammer


2018/10/09 | Comment (2) | Top▲
カテゴリ: 数字・単位
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選挙まで、あと何日と書くとき 」を書き直し、1週間後は「dans huit jours(8日後)」で、2週間後なら「dans 15 jours(15日後)」と表現すると書いた。

昔のフランスで1週間が8日だったわけでもないし、2週間後になると中途半端な15日になるのだから、奇妙な言い方である。


| dans huit jours / dans 15 jours | 〇日後 / 〇日目 | en huit / en quinze
| huitaine / quinzaine | prochain | 〇日ぶり
| 〇周年 | 〇回忌 | 初七日 | octave


2018/10/08 | Comment (2) | Top▲
カテゴリ: 数字・単位
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1週間は7日間と決まっている。ところが、1週間後というときには「dans huit jours(8日後)」、2週間後なら「dans 15 jours(15日後)」だ。

それ以外でも、フランスでの日数や時期に関する表現を考えると頭が混乱してくる。


いつから、いつまでが休みなのか?

商店などに掲げられている休みの知らせを見ても、何日から何日までが休みなのか確信が持てない。

下の写真は、ヤギを飼育してチーズを作っている農家のお知らせである。

ヤギは出産する時期には、子どもたちに乳を与えるのでチーズは作らない。この農家は、それを人間並みに「出産休暇」と呼んでいるのが可愛らしくて写真を撮っていた。



8月20日から10月20日までは、チーズを買いに来てもありませんよ、というわけだ。

これを日本人として理解すれば、8月19日にはチーズを売っているが、その後は閉店なので、10月21日に来てください、というのだろうと受け取るではないか?

しかし、8月20日と10月20日には、もしかしたらチーズを買えるのかもしれない、と迷うのだ。そう思ってしまうのは、学校で休みを表現するときの言い方からして、そうなるのかも知れないと思うからだ。
じゃんけんは、中国にあったものを日本で発展させて形式を整えた遊びらしい。

昔フランスに留学したとき、下宿した家にいた小学生たちにくじ引きの代わりに使えるジャンケンを教え、日本には優れたものがあると感心された。単純なルールなのですぐに覚え、かなり気に入った様子だった。

その後は、フランスにもジャンケンが普及したのだろうか。友人の子どもたちは、ジャンケンを知っていた。ところが、彼らのジャンケンは、グー、チョキ、パーの他に、もう1つ「井戸」があると言うので驚いた。



Pierre-papier-ciseaux / Chifoumi / Shifumi / tifum | Mourre

旅行したとき、珍しいものに出合った。



町に入るゲートの壁にあったのだ。
その部分を大きくして、文字を読んでみよう。

Plaque de cocher | Porte cochère| Chasse-roues | Borne royale

フランス人が運転している時に発する罵り言葉のランキングがあった。

ハンドルを握ると、人が変わったようにイライラする人もいる。行く手を遮ったりした憎き運転手に、フランス人はどんな罵声を浴びせるのだろうか?

だいたいは想像がつくが...



運転しているフランス人が発する罵り言葉
日本人が発する罵倒語の仏訳

「割り勘」の訳語が思い当たらないので和仏辞典をひいた。

écot」と出た。フランス人たちと食事をするとき、割り勘にすることはあるのだが、そんな単語を使っている人を見たことがないように思う。

この言葉は実際に使われるものなのか、フランスの友人に聞いてみた。


Partager l'addition ou payer chacun sa part ? | Écot | Quote-part |
Paiement partagé | 割勘の表現 | フランス式の割り勘: Payer la tournée


2018/08/01 | Comment (2) | Top▲
カテゴリ: 習慣
タグ:文化 習慣 数字
7月6日、麻原彰晃をはじめとする7名のオウム真理教のメンバーに死刑が執行された。

フランスでも大きなニュースとして取り上げたれたので、友人に「Asahara a été pendu」と言われた。

そうだと答えてから、絞首刑ではなくて、電気椅子で死刑になっているはずだと言うと、フランスのニュースでは絞首刑だと報道していると答えられた。

Pendaison
知らない言葉が出てきても、しゃべっている人の表情を見ていれば、意味の想像はつくものだ。

C'est une tuerie! だったか、
Quelle tuerie! だったか、
tuerieという言葉を使った人がいた。

なんとなく、「わぁ~、嬉しいわ~!」と言ったのだろうと思ったのだが、後で友人に聞いてみた。

「彼女はパリの人だから、そう言ったのだ」と前置きをしてから、意味を教えてくれた。

私の憶測は当たっていた。
日本語をフランスで表記するとき 」でフランスに入った日本語の「娘」について書いたのだが、仏和大辞典には「mousmé / mousmée」として、こう書いう訳語が入っていた。
  1. 日本娘
  2. (20世紀初頭) «俗»女;«所有形容詞とともに» 女房;情婦;女友達

2番目の意味は知らなかった。これを見て思い出した。

渡辺 淳一の『メトレス 愛人(1991年)』が出版されて話題になったとき、奇妙な題名だと思ったのだ。


ゴッホのが1888年に描いた作品である。



「La Mousmé」という題を、フランス語を知らない人が見たら、どんな意味か受け取ることができるだろうか?
英語のweek-endなどは完全にフランス語になっている。

フランス人が英語風の単語にしたfranglais(フラングレ)は、和製英語と同様に英語圏の人に言っても通じない単語がかなりあるのだ。

faux anglicismes を拾ってみた。

予想以上に、たくさんのフラングレはあるのだ! 英語風なら良いだろう、と造語を作りだす日本人との共通点が見えるので面白かった。

2018/06/24 | Comment (5) | Top▲
カテゴリ: 英語
タグ:英語 造語
鼻と酔っ払いの関係」の続きである。

私が「nez rouge」と聞いたら酔っ払いを思い浮かべるが、「赤鼻」と言わて連想するのはクリスマスソングの「赤鼻のトナカイ」だ。



調べてみると、この歌の原題は「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」であった。フランス語での題も、そのままに、「Rudolphe le renne au nez rouge」だった。

同じ意味を持ちながら、フランス語と日本語でイメージを変えてしまう私には奇妙なことがおこる。
ワイン産地で開かれたワイン祭りにあったデコレーションである。


gourmet という単語は、日本でも「グルメ」と言って使われる。

グルメ情報、ご当地グルメ、B級グルメなどだ。つまり、日本では、美味しい食べ物や料理という意味で使われるらしい。

フランスで gourmet と言えば、食通、美食家。つまりは、日本で言う「グルメ」を見分けられる人ということになると思うのだが、どうなのだろうか?

とは言え、 gourmet と言えば美味しいイメージを与えるわけなので、フランスでもブランド名などでは使われている。